目次
・レシステンシア
・サクセッション
・サトノインプレッサ
・シャインガーネット
・タイセイビジョン
・ルフトシュトローム
・ウイングレイテスト
レシステンシア
前走時 一週前 坂路 56.0-40.8-23-26.3-13.0 馬なり
最終追い 坂路 49.5-36.2-23.8-12.1 仕掛
今回 一週前 坂路 53.2-38.2-24.9-12.6 馬なり
前走時馬体重:482キロ/ 関西馬
阪神JF 1着時のレースラップ
12.2-10.5-11.0-11.8-12.0-11.2-11.5-12.5 (1-1) 16頭立て
一週前追い切りは何も文句のない内容ですね。前走でとんでもない不良馬場を走ったことによる疲労を心配していましたが、この感じだと問題なさそうに見えます。とはいっても、1着だったデアリングタクトは疲労回復に専念しているようなので、疲労についてはもう少し様子を見た方が良いかもしれません。
好走パターンですが、勿論3走前の阪神JFを例に挙げます。正直このペースで逃げて、上りも最速だったので他馬が追いつけるはずのないレースになりましたね。個人的にはスタート後の4,5ハロン目がこの馬にとって大事なところだと思っていて、スピード能力が高い分わかりづらいですが、この2ハロンで息を整えていると思います。なのでここで他馬に絡まれると、息を入れるタイミングを逃して、結構しんどい展開になるので、テンから飛ばして単騎に持ち込むのが好走のための最重要条件だと思います。今回は直線の長い東京に変わりますが、やることは変わらないですし、自分のペースで逃げれば間違いなく好走できると思います。あと、この馬が好走するということは、かなりの持久力がないと先行勢は全滅すると思うので、馬券を考えるときはこの馬から考えだすといいと思います。
前走後のコメントですが、理想のレースはできましたが最後は一杯になってしまった。頑張ったけど勝った馬が強かったですね。ということで、やはりやりたいレースはできたみたいですね。枠がかなり外だったのが不利に働いた部分も大きかったと思いますし、2着でも十分激走したと思います。なのでやはり、疲労に関して心配が残りますね。それについてコメントが出れば要チェックだと思います。
サクセッション
前走時 一週前 南W 65.3-50.5-37.0-12.4 馬なり
最終追い 南W 65.9-51.7-38.1-12.3 馬なり
今回 一週前 南W 67.3-52.5-38.8-12.8 馬なり
前走時馬体重:510キロ/ 関東馬
ジュニアC 1着時のレースラップ
12.1-10.7-11.2-11.6-12.1-12.0-11.3-12.4 (7-7-4) 10頭立て
一週前追い切りについてですが、明らかに時計が出せていないですね。大型馬で使って良くなるとは思いますが、大きな上積みはなさそうに感じます。これまでの傾向から、最終追い切りも馬なりで来そうなので、せめて中間に1~2回は時計を出しておいてもらいたいですね。
次に好走パターンですが、2走前に好走したジュニアCを例に挙げます。このレースは結構な前傾ラップで進んで前が苦しくなる展開になりました。それを中団から進めて、4コーナーから4番手まで上がっていって、そのまま押し切り勝ちをするというかなり強い勝ち方だったと思います。これまで瞬発力勝負のレースも経験していますが、能力が高い分ある程度の相手には先着できますが、決め手のある馬には脚比べで劣ってしまうので、好走止まりになります。なのでこの時のように、早めから押し上げて持久力勝負に持ち込むのが好走しやすいパターンではないでしょうか。
前走後のコメントでは、動くに動けない展開になった。スローでも我慢して走れていたけど、勝ち馬をマークした結果1頭分外を回ることになったのが誤算だった。とのことで、1着馬のガロアクリークが皐月賞3着に来たくらい強い馬だったので、そのロスは痛かったんだと思います。今回は前回の反省を生かして、早めの競馬をしてくる示唆と捉えていいのではないでしょうか。
サトノインプレッサ
前走時 一週前 坂路 53.7-39.3-25.4-12.7 馬なり
最終追い CW 80.5-65.1-50.5-36.9-12.6 強め
今回 一週前 坂路 52.9-38.7-25.5-13.1 一杯
前走時馬体重:488キロ/関西馬
こぶし賞 1着時のレースラップ
13.5-12.2-12.3-12.7-12.5-12.2-11.6-11.9 (7-7) 7頭立て
一週前追い切りについてですが、一杯に追ってこの時計なのは気になりますね。坂路でもいつもなら馬なりでこれくらいの時計が出せるので、どうでしょうか。今年に入って3戦目なので、デキを維持しているのか、もしくはデキ落ちしてしまっているのか、最終追い切りには注目していきたいと思います。
好走パターンですが、2走前のこぶし賞を例に挙げます。このレースは小頭数の完全スローペースで進んで、直線の切れ味勝負になりました。4コーナーでも最後方にいましたが、ラストのこのラップを自身の上りで一気に差し切りました。ここまでの3戦がすべて稍重以上の馬場で全勝してきていますが、ディープインパクト産駒ということからもおそらく良馬場の方が走ると思います。馬場の関係から、上りの最速タイムは目立ちませんが、東京の良馬場で走れるとなるとどこまで弾けられるかに注目だと思います。また既にハイペースも経験して勝ち上がってきている馬なので、ペース不問で力は出し切れると思います。
前走後のコメントでは、ゲートで暴れていたので折り合い重視で乗りました。ディープ産駒らしく非常にいい走りで、パンパンの良馬場はむしろ良さそうです。とのことで、当日もおそらく最後方に控えての競馬にはなると思います。さすがに相手が強化されるので、直線だけでどこまでというところでもありますが、末脚が未知な分楽しみが大きいですね。
シャインガーネット
前走時 一週前 南W 66.1-51.4-38.2-12.4 馬なり
最終追い 坂路 50.8-37.1-24.6-12.5 馬なり
今回 一週前 南W 65.7-51.8-38.8-12.3 馬なり
前走時馬体重:460キロ/ 関東馬
ファルコンS 1着時のレースラップ
12.1-10.7-11.0-11.7-12.1-11.5-12.2 (8-6) 18頭立て
一週前追い切りについてですが、順調に来ていると思います。この馬も今年に入って3戦目で、ここまでほぼ同間隔で使えているので、デキに関しては心配はいらなさそうです。最終追い切りも馬なりでサラッと走らせて来ると思います。
好走時パターンは前走のファルコンSを例に挙げました。多頭数のレースでしたが、逃げた馬がかなりのハイペースで行き切って、この馬は中団前目で進めて、上がり最速で差し切る競馬でした。1400m戦ではありましたが、強い内容だったと思います。これまでの内容から、位置取りを問わずラストに確実な脚があるので堅実ではあると思います。ただ、後方から差し切れるような脚はなくて、持続力が強めの瞬発力タイプといった表現になるかもしれません。なので、前走勝っていることも踏まえて、ペース的には1600m戦よりも1400m戦の方が向いていると思います。
前走後のコメントでは、悪い馬場は苦にしないタイプで、距離が1600mに伸びても折り合いは大丈夫でしょう。とのことだったので、前走は色々とこの馬に条件が向いたことは否めませんね。コメントからはベストは1400mだけど1600mもこなせるという風にも聞こえますし、G1になる今回はいくらか壁があるかもしれないですね。
タイセイビジョン
前走時 一週前 坂路 54.2-38.4-25.1-12.8 一杯
最終追い 坂路 54.7-39.4-25.7-13.1 一杯
今回 一週前 坂路 55.0-39.4-25.5-12.7 G強
前走時馬体重:474キロ/ 関西馬
朝日杯FS 2着好走時のレースラップ
12.2-10.5-11.1-11.6-11.8-11.8-11.6-12.4 (12-10) 16頭立て
一週前追い切りは前走に比べると格段に良くなっています。前走は太め残りで、絞り切れていない感じだったので、休み明けを一度使って動きも格段に良化していると思います。
好走パターンですが、朝日杯FSを例に挙げました。このレースはハイペースの持久力比べになったレースで、後ろで溜めていたこの馬にとっては恵まれた展開でもあったと思います。ただ、シンプルに後ろにいたとしても各ラップタイムがかなり速いので総合力が高くないと好走はできなかったレースだとも思っています。それを証明するかのように、前走のアーリントンカップはほぼ同じような展開でレースが進んだのですが、ラップが落ちたのが朝日杯がラスト1ハロンだったのに対してアーリントンCはラスト2ハロン目で、休み明けの重め残りのこの馬で楽々差し切れる程度のレースでした。皐月賞を見て、朝日杯FS 1着馬のサリオスの強さが証明されましたが、その2着だったこの馬も世代の2強の陰に隠れてはいますが、相当な能力があると思います。今回はひと叩きされて、上がり目しかないと思いますし期待大です。
前走後のコメントでは、馬込みで折り合えることを確かめたかった。新馬戦から能力が高いと思っていたし、いい形でG1に行けるので頑張りたい。とのことで、前走でジョッキー的にも収穫はあったようですね。勝ち方を選べるくらい力の差があったようですし、コメントからも上昇への期待が感じ取れます。
ルフトシュトローム
前走時 一週前 南W 67.7-51.9-39.0-12.6 馬なり
最終追い 南W 53.3-38.4-12.8 馬なり
今回 一週前 南W 71.9-55.5-40.8-12.5 馬なり
前走時馬体重:482キロ/ 関東馬
ニュージーランドCT 1着時のレースラップ
12.3-10.9-11.0-11.7-11.7-11.7-11.9-11.8 (10-11-10) 16頭立て
一週前追い切りでは、デキの維持といった印象を受ける内容ですね。今年に入って4戦目になりますし、上積みはあまりなさそうです。ただタイムはゆっくりですが、終いはそこそこ伸びているのでデキ落ちしている感じはなさそうです。
好走パターンですが、前走のニュージーランドCTを例に挙げました。ここ2戦、一定ラップに近いレースか続いて中団から差し切り勝ちを決めています。マイル戦の一定ラップレースは、先行勢に息が入らない分、基本的にはこの馬を含む後方の差し馬に展開が向きますが、中山の多頭数をさばいての最先着なら評価をしても良いと思います。切れる脚はありませんが、2走前のようにペースが遅めなら早めに動いていくこともできますし、持久力が活きる展開なら幅をもって対応できる強みがあります。今回は東京へのコース替わりなので、勝ちに行くならいつもより前目で競馬をすることになるかもしれませんね。
前走後のコメントでは、流れていたし力があるのは分かっていたので慌てず乗りました。4角での手応えはよく、前も止まると思っていました。まだまだよくなりそうですよ。とのことで、使い続けていますが、コメントからはまだ上昇の余地があることが分かりました。もしそうだとしたら、G1になっても展開次第では上位に食い込んでくるかもしれないですね。
ウイングレイテスト
前走時 一週前 南W 65.6-50.7-37.7-11.8 強め
最終追い 南W 66.8-52.7-39.0-12.5 馬なり
今回 一週前 南W 67.3-52.0-38.5-12.3 強め
前走時馬体重:490キロ/ 関東馬
デイリー杯2歳S 2着時のレースラップ
12.5-11.0-11.8-12.5-11.9-11.4-11.4-12.0 (10-9) 16頭立て
一週前追い切りのタイムは前走時に比べて出ていませんが、今回が休み明け3戦目で仕上がりを維持していると考えれば問題ないと思っています。レース間隔もひと月ごとの出走と理想的ですし、心配する必要はなさそうです。
好走パターンですが、3走前のデイリー杯を例に挙げます。このレースは残り4ハロン目からペースが上がって、開催が進んでいたこともあり平坦な京都コースではありますが、ラスト1ハロンが落ち込むというラップを刻みました。この馬自身の位置取りとしては、10番手から9番手と後方待機で、最後、直線一気で2着まで来ることができました。これまでに先行策を取って凡走した経験もあるので、今の段階ではおそらく瞬発力勝負に持ち込むのが良さそうです。今回のように東京のマイル戦では最後の坂のところでラップが落ちるという、似たようなラップになることが多いのでそうなれば好走にも期待できるのではないでしょうか。
前走後のコメントでは、馬場が悪いのは合わないし、4角で不利があったのであれが無ければもう少しきわどい勝負になっていた。と出ているので、今回はG1にはなりますが十分に前進がありそうです。
ということで今回は以上になります。