目次
・展開予想
・人気馬の取捨
・穴馬の取捨
・結論
展開予想
逃げ 13ロールオブサンダー
先行 4ブルーミングスカイ 10ダノンセレスタ 16ディアスティマ
3オーソリティ 7ヴァルコス 14サーストンカイドー
1フィリオアレグロ 9アイアンバローズ 15フライライクバード
先行勢が多いメンバー構成に加え、行った行ったの逃げに出るロールオブサンダーがいるので平均以上で流れそうです。逃げ馬の後ろはスタート次第で変わってきそうな感じですが、ダノンセレスタとディアスティマはできれば番手くらいにつけたいのではないでしょうか。
番手集団くらいまでは特にタフなレースになるのでかなりの持久力が、中団前後の集団は瞬発力が求められると思っています。距離的にも2400mが初というメンバーがかなり多いので、距離延長がどう出るかも考えるポイントの一つになりそうです。
人気馬の取捨
フィリオアレグロ
前走時 一週前 南W 67.2-52.9-39.4-12.8 直一
最終追い 南W 55.7-40.4-11.9 馬なり
今回 一週前 南W 66.6-52.3-38.4-12.2 仕掛
最終追い 南W 54.0-39.9-12.8 馬なり
買いです。ここ2戦は重めの馬場のレースで好走しています。特に新馬戦の内容が強くて、フローラSで3強扱いだったレッドルレーヴと弥生賞の勝ち馬サトノフラッグを負かしての1着でした。この馬は道悪の鬼と言われたサトノクラウンの半弟なので重めの馬場が味方したという意見もありますが、実際のところサトノクラウンにはあまり似ていないらしく、むしろ良馬場向きというコメントが陣営側からもジョッキーからも出ています。なのでここ2走はむしろ、力を出せていなくての好走と考えた方が良さそうです。
前走は大幅なプラス体重での出走でしたし、差し脚が殺される馬場だったので思いの外、伸びてこなかったことについては度外視してもいいのではないでしょうか。ただスタートが良くて前につけられるのは良いですが、ジョッキーの指示に対する反応が今一つなので、高速馬場の東京コースで置いていかれる可能性があることは懸念点として上げられます。
ここまでのレースでは、かかる気配を若干見せてきましたけど、今回良馬場に変わることでかなり走りやすいペースと馬場になる思いますし、距離延長をマイナス視するのはまだ早いと思っています。鞍上もレーンJと心強いので、未知な部分が多い人気馬になりますが抑えておくべき1頭だと思っています。
オーソリティ
前走時 一週前 南W 84.5-68.5-53.1-39.7-12.5 強め
最終追い 南W 66.7-51.2-37.5-12.0 強め
今回 一週前 南W 83.1-67.4-52.7-38.3-12.8 馬なり
最終追い 南W 68.3-53.2-39.5-12.4 G一
捨てです。ここまで小回りコースを一貫して使ってきているので、東京コースが合うかについては微妙なところです。瞬発力についてですが、3走前に33秒台の上りを使えているので瞬発力があるように見えますが、この時は前後半4ハロンで4.9秒の後傾ラップだったので中団から進めたこの馬は、伸びて当然だったと考えています。
前走は、重馬場を早めから動かしたことで最後は脚が上がっていましたし、馬格がある馬ですけど反応の良さが目立つので、パワーのいる馬場というよりも軽い馬場の方が向きそうに思います。とはいっても、この強みが一番活かせるのは広いコースではなく、これまで使ってきたような小回りコースではないでしょうか。
それなりに能力はありそうですが、これまで自分よりも前で競馬をしていた馬に上がりタイムも負けているので、やはり東京コースに変わって上昇するイメージが沸かないですね。
フライライクバード
前走時 一週前 DP 78.3-63.4-49.3-36.4-11.2 一杯
最終追い CW 83.5-67.5-52.0-37.6-11.7 馬なり
今回 一週前 CW 81.9-65.9-50.4-37.4-12.0 一杯
最終追い 坂路 54.2-39.1-24.9-12.5 一杯
買いです。距離を2400mに伸ばしてから2連勝してここに来る馬です。スタートがかなり早くて、位置取りは出たなりで十分確保できますし、強みはなんといっても直線を楽な手ごたえで迎えて、一気に加速できる瞬発力の高さです。ここ2戦はスローペースだったこともあり、道中でかかる面が見られましたが、今回は高速馬場の東京に変わりますし、レースを引っ張る馬もいるので近走に比べると走りやすいペースになるのではないでしょうか。レース中に他馬に驚いたようなアクションを見せることがあったので、もまれない外枠に入ったのは幸運だと思います。
調教は1週前の併せ馬で遅れていますが、時計的には十分動けています。ここのところ、出走するごとに馬体重が減っていることに加え、今回は初めての長距離輸送になりますが、いつもよりもむしろハードな調教をこなしてきています。前走からのレース間隔がひと月なので仕上がり不足とは考えにくいので、馬体重変動がないもしくはプラス体重で来た場合はさらに上昇しているとして、強気に買っていける要素になるのではないでしょうか。
ディアスティマ
前走時 一週前 DP 78.2-63.6-49.7-36.8-11.4 一杯
最終追い 坂路 51.1-37.6-24.8-12.6 馬なり
今回 一週前 坂路 54.9-40.1-25.8-12.9 一杯
最終追い 坂路 53.7-39.5-26.3-13.4 G強
捨てです。スタートを出てから一瞬で折り合いの付く馬で、距離延長は問題ないですし、むしろもっと伸びた方が良いと思います。仕上がりはいつも通り順調に見えますが、なんせジョッキーの指示に反応するのが遅い馬なので、レースに行くと最終コーナーに入った時に比べて直線を向いたときのポジションが下がってしまいます。いつも直線の途中でエンジンがかかるので、最後は伸びてきますが先頭には届かないレースが続いています。
何度も乗っている北村友Jがまだ仕掛けどころを掴めていないくらいなので、今回テン乗りになる津村Jが能力を引き出せるかは微妙なところです。直線が長いコースに変わるのは良さそうですけど、スッと動けるメンバーも多いですし、フルゲートの多頭数になることからも突き抜けてくるイメージは持てないです。
穴馬の取捨
メイショウボサツ
前走時 一週前 坂路 54.1-39.8-26.0-12.9 馬なり
最終追い 坂路 54.4-38.8-24.9-12.3 仕掛
今回 一週前 CW 80.9-64.7-49.5-36.3-12.0 一杯
最終追い 坂路 53.9-39.7-25.8-12.8 一杯
捨てです。スタートが遅くて、どうしても位置取りが後方になってしまいます。前に馬がいると追いつこうとしますし、折り合ったと思ってジョッキーが手綱を緩めるとここぞといわんばかりに加速しようとします。こんな調子なのでここまで成績が安定せず、条件があった時は良い脚で伸びてきていますが、フルゲートの今回にそれにかけるのは望みが薄いと思っています。追い切り内容も前走時の方が良かったですし、気性的に距離延長もプラスにはならないと考えて切りたいと思います。
ヴァルコス
前走時 一週前 CW 82.9-66.4-51.3-37.8-12.2 仕掛
最終追い CW 81.8-66.2-51.6-38.0-12.7 仕掛
今回 一週前 CW 83.0-66.5-51.4-37.9-11.9 一杯
最終追い 坂路 56.8-41.1-27.0-13.6 馬なり
捨てです。前走は距離を伸ばしての勝利でした。コメントにも出ていますが、長く良い脚を使えるタイプで、前走のレースぶりからもっと距離を伸ばした方が良さそうに見えました。スタートは五分に出ましたが、おっつけてようやく中団グループに位置できるくらいでしたし、重賞になってペースがさらに上がるとちょっとしんどいかなと思ってしまいます。
今回は末脚が切れるメンバーもいて、時計のかかった前走とは全く違うペースでレースが進みそうなので適性外と判断して切ります。
ブルーミングスカイ
前走時 一週前 CW 85.6-69.3-54.0-38.8-11.6 G強
最終追い 坂路 52.3-38.0-24.8-12.2 一杯
今回 一週前 CW 67.8-52.3-37.4-11.6 一杯
最終追い 坂路 53.1-39.0-25.5-12.8 一杯
買いです。素軽い走りをする馬なので、今の東京は合いそうな感じがします。長距離のペースなら、道中はかなりリラックスして走ることができる馬で、ジョッキーの指示にも機敏に反応することができます。前走は5頭立てで難しかった部分もあると思いますし、今回は勝利経験のある距離に戻るのでプラスに考えたいと思います。
輸送も経験済みで問題ないですし、最終追い切りの反応がイマイチだったのは気になりますが、1週前にCWできちんと動けていたのでそれについては大丈夫と判断しました。枠も良いところに入ったので、今回は素直に期待してみようと思います。
ダノンセレスタ
前走時 一週前 坂路 52.1-38.1-24.7-12.2 一杯
最終追い 坂路 52.7-38.4-25.1-12.8 一杯
今回 一週前 CW 79.7-64.5-50.8-38.7-13.3 一杯
最終追い 坂路 52.3-38.4-25.3-12.8 強め
買いです。前走で距離を伸ばしたことで、能力を発揮することができました。大型馬で使いながら良くなっていますし、前走は18頭立ての18番枠発走と位置取りのロスがある競馬でしたが、出して行ってもかかる気配はなく折り合いも抜群につきました。かなりスローペースだったので、残り5ハロン目から加速し続けるラップになりましたがそれにもしっかり対応しての完勝でしたね。
今回は前走ほどスローペースにはならないと思いますが、多頭数の経験と位置取りの選択範囲が広い中枠からの発走、そして持ち前の持久力を活かして好走してくれると思います。
ロールオブサンダー
前走時 一週前 CW 82.5-66.0-51.3-38.3-12.0 馬なり
最終追い 坂路 53.9-39.4-25.5-12.5 一杯
今回 二週前 CW 93.4-64.3-50.5-37.6-12.6 強め
一週前 CW 93.4-64.3-50.5-37.6-12.6 強め
最終追い 坂路 55.1-40.2-25.8-12.3 G強
買いです。前走は重に近い稍重の馬場で、多くの馬が最後ばててしまったレースでした。そもそもこの馬は良馬場の方が走る馬で、今の東京コースも合いそうに思います。ワンペースの逃げ馬なので、2400mへの距離延長はどう出るか正直分からないですけど、それを意識してか2週前のCWでの追い切りは特に良かったです。1週前、最終追いとゆっくり入って終いを伸ばす追い切りだったのが、これまでのパターンとかなり違っていたというところで、わからない部分もありますが、逃げればついてくる馬もいないと思うので抑えていこうと思います。
結論
本命◎ 15フライライクバード
激押し★ 10ダノンセレスタ
相手△ 1フィリオアレグロ
4ブルーミングスカイ
13ロールオブサンダー
本線 ◎-★、△ 馬連流し
抑え ◎、★、△ 馬連BOX
本命はフライライクバードにしました。メンバー随一の瞬発力があると思いますし、もまれない枠に入ったので気持ちも切らさずに走れると思います。ジョッキーも4戦連続で騎乗なので癖もわかっていると考えれば、軸に最適ではないでしょうか。激押しにはダノンセレスタを選びました。脚質的にタフなレースを強いられそうですが、前走のレースぶりを見た感じだと持続力はかなりあるので頑張れると思います。今年4戦目になりますがまだまだ上昇しているのが調教から伝わるので期待して印を打っていきます。相手1頭目はフィリオアレグロです。今回が実質初めてこの馬の能力をきちんと見れるレースだと思っています。前走の負け方を過信しすぎるのは危険だと思う一方で、ガチガチに推せる根拠も今のところないですけれど、ここで化ける可能性はあると思っているので、抑えます。相手2頭目はブルーミングスカイです。この馬も使いながら上昇してきている馬で、今の東京コースなら力を出せると思います。ジョッキーはテン乗りになりますが、出たなりでラチ沿いを通って脚を溜められれば、きちんと伸びるので乗り方は難しくないと思います。距離も経験済みなので、そのあたりの経験も生かして好走につなげてほしいです。相手3頭目はロールオブサンダーです。デキはメンバーの中でもかなり良いほうだと思っていて、馬場を考えても十分残れると思っています。この馬もテン乗りになるので、その点は不安ですが、平均くらいのペースで逃げてくれればそれだけでいいので期待したいと思います。
予想は以上になります。
私がどのように情報を整理して馬券に組み入れているかをこちらの記事で詳しく解説しています。もしよろしければ、ご覧ください!
他の予想家の予想は画面右のリンクからどうぞ!スマホの方は上にスクロールしてもらって、右上メニューバーから移動できます!