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ブログ概要
このブログでは、各馬の得意なレースラップを分析して、それに当てはまる馬を人気馬、穴馬関係なく推奨しています。
簡単に言うと、スローペースが得意なのか、ハイペースが得意なのかといったイメージです。
一般的には、この馬はスローペースの時に好走しているとか、あの馬はハイペースが苦手な傾向があると言われたりしますが、ここではレースラップを1ハロン毎に分割して、もっと詳しく好走条件を分析をしています。
①後半の4〜5ハロンで速いラップを刻むことで、長くスピードが求められる展開が得意な馬がスピード系持久力タイプ。
②後半4〜6ハロンで遅いラップを刻むことで、長くパワーが求められる展開が得意な馬がパワー系持久力タイプ。
③ラスト3ハロンで一気に早いラップに切り替わることで速い上がりタイム、つまり一瞬の加速力が求められる展開が得意な馬が瞬発力タイプ
他にもいくつかパターンはありますが、このような分析を各馬に対して行って、過去のレースラップの傾向や展開予想と組み合わせることで、今回のレースでベストなパフォーマンスを見せてくる馬を選ぶ予想の流れになっています。
レースラップ分析
過去5年のレースラップ
2015年 1:56.9(良)18頭立て
12.0-10.5-11.3-11.6-12.0-12.3-11.9-11.8-11.6-11.9
1着馬(8-8-8-6)
2着馬(12-13-14-14)
3着馬(5-6-5-3)
2016年 1:58.6(良)18頭立て
12.4-10.5-12.9-12.2-11.9-12.6-11.7-11.4-11.3-11.7
1着馬(9-9-8-8)
2着馬(7-5-7-6)
3着馬(7-5-5-5)
2017年 2:00.2(重)18頭立て
12.2-11.0-12.4-11.9-11.6-12.0-12.1-12.5-12.1-12.4
1着馬(15-14-13-9)
2着馬(12-11-9-6)
3着馬(5-5-4-2)
2018年 1:58.5(良)17頭立て
12.1-10.9-12.7-12.1-11.8-11.9-11.8-11.5-11.8-11.9
1着馬(11-11-11-12)
2着馬(1-1-1-1)
3着馬(11-12-13-12)
2019年 1:59.9(稍重)17頭立て
12.3-10.7-11.6-11.8-11.9-12.7-12.5-12.0-12.3-12.1
1着馬(6-7-5-5)
2着馬(6-8-8-7)
3着馬(14-14-14-11)
レースラップ分析
牝馬三冠の最後のレースということで、ここまで牝馬クラシックを戦ってきた馬と、夏の上がり馬の戦いとなります。今年は牝馬三冠を狙うデアリングタクトが出走するということで大きく注目が集まりますが、これの逆転候補を探すためにもきっちり分析をしていこうと思います。
レースラップの観点からは、5年のレースを2パターンに分けることができます。まず1つ目が、、
詳しくは動画で解説します!
有力馬理想の展開
デアリングタクト
好走パターン:オークス
12.3-11.1-12.0-12.3-12.1-12.7-13.0-12.6-12.1-11.2-11.2-11.8
(11-12-12-13) 18頭立て
スピード系の持久力タイプの馬ですね。後方でマイペースで運んできっちり脚を溜めることで、ラストまでラップが落ちない持久力勝負でもきっちり差し切るスピードが強みです。オークスのレースラップとこの馬自身の位置取りを合わせて考えれば、ラップが動く1〜2ハロン手前からスパートをかけていると思うし、能力はやはり世代の中でもトップレベルですね。桜花賞の極端な道悪もこなしているので、馬場状態も問いませんし不安という不安は特にないです。
強いて挙げるとすれば、相手関係という意味でリアアメリアの覚醒が最大の不安点ではありますが、個人的にはそれでもこの馬の方が強いと思っています。京都の2000mコースというのは、桜花賞やオークスの舞台よりも圧倒的にこの馬に合っていると思っていますし、そうなるとやはり牝馬三冠もほぼ確信していいレベルではないでしょうか。
相手関係も人気どころは特に、リアアメリアを除いても、有力どころは特に、これまで戦ってきた馬が相手になる分力差は明確なので正直なところ、どんな勝ち方をするのかが見どころになってくるかもしれないです。
リアアメリア
好走パターン:ローズS
12.6-10.8-12.3-12.7-12.5-12.4-12.1-11.6-11.3-11.6(2-2-2-2)18頭立て
スピード系の持久力タイプの馬ですね。瞬発力の高さが印象的だったこの馬ですが、前走で戦法をガラッと変えてきて、更に1,2段上昇したような印象です。
元々は折り合い難がある馬なだけに、控えて運んでも末脚不発ということが多くあって中々成績が安定しないところがありましたが、先行策がはまったことでこれも一気に解消できました。キセキが覚醒した時に似ていますが、川田Jは本当に馬のポテンシャルを引き出すのが上手いと思ってしまいますよね。500キロ前後の大きな馬で、休み明けの前走を完勝だったことを考えれば、大きく上積みを期待していい状態での今回のレースになると思うので、相手は強いですが新たな自分の競馬に徹してどこまで突き放せるかがポイントになりそうです。
流石に末脚比べになると分が悪いので、勝ちに行くなら早め早めの競馬しかないと思います。覚醒した今の能力を引き出して、どこまでデアリングタクトに迫れるかが最大の見どころになるでしょう。
ウインマリリン
好走パターン:オークス
12.3-11.1-12.0-12.3-12.1-12.7-13.0-12.6-12.1-11.2-11.2-11.8
(2-2-2-4) 18頭立て
バランス型の持久力タイプの馬ですね。前々の位置でレースを運んで、長く良い脚を使う競馬を得意としています。爆発力に欠ける分どうしてもゴール前で差されて勝ち切れずという面が見られますが、それでもオークス2着は立派な実績となっています。
ここまでに挙げた2頭とはオークスで戦っていて、順位付けも済んでいるように見えますが、上位2頭との差別化できる強みとしてパワーの高さが挙げられます。これについて印象的だったのがフローラSと思っていて、フローラSのレース時はかなりの強風が吹き荒れていました。中継の画面も砂煙で何が何か分からなくなる寸前でしたし、馬場どうこうではなくパワーがないと推進力を生かせないような環境でした。その中で、人気馬がぞろぞろと失速する中この馬がグイグイ伸びての完勝だったので、この抜けたパワーを活かせれば今回でも勝ち負けになるくらいに食らいついていけると見ています。
平坦の京都コースはベスト条件でないにしても、前で運べる強みと週末の雨の影響が活かせれば上位馬にも追いすがれると思います。
マルターズディオサ
好走パターン:紫苑S
12.4-11.4-12.5-12.8-12.7-12.4-12.0-11.8-12.0-12.1(2-2-2-2)18頭立て
パワー系の持久力タイプの馬ですね。牝馬クラシック戦線で戦ってきた経歴はありますが、2歳時に期待されていたほどの結果は残せず人気もズルズルと落としてきていましたが、前走の紫苑Sで復活してきました。やはり得意パターンにハマると重賞で何度も好走しているだけあって強いですね。これまではレシステンシアが作るスピード系の持久力勝負に持ち込まれるパターンがほとんどだっただけに、スピード負けして強みを活かし切れずのレースが続いていただけで、マイペースになると再度このメンバーでも期待させるほどの内容で勝ち上がってきた印象です。
個人的には今年の秋華賞でデアリングタクトが敗れるとしたら、それはこの馬が起点になって起こる可能性が高いと考えています。理由としてはデアリングタクトが経験したことがない展開なだけに、パワー系の馬の伸びしろが未知ということと、人気上位馬は特にスピードを活かしたいタイプが多いからです。今回はレシステンシアがいないということでオークスに引き続き、牝馬クラシックの中でレースの主導権を握れる可能性があるということで期待して見ていきたいと思います。
穴馬理想の展開
ウインマイティー
バランス型の持久力タイプの馬ですね。爆発力に欠ける印象は拭えませんが、立ち回りが上手く馬群の中からでもスルスルと抜けてこられるのが強みですね。瞬発力型の展開でもいつも通り好位から対応してきた実績もあるので全体的な能力のバランスとしても整っているように思います。
今年はレースラップ的にはそこまでレベルが高かったとは言えないオークスではありましたが、13番人気ながら3着まできましたし、古馬に混じると足りない気もしますが同世代なら上位に食い込めるチャンスは十分にありそうです。
前走の紫苑Sは行き脚が全くつかずほぼ最後方からの競馬になってしまった分届きませんでしたが、一度使った上積みといつも通りの位置取りができるなら、上昇の余地はあると思います。距離も2000mはベストだと思うので、力を出せる条件は整っているのではないでしょうか。
ミヤマザクラ
スピード系の持久力タイプの馬ですね。前走のオークスは道中でハミを噛んでいた分ラストで伸びを欠いたとのことで、距離短縮はプラスだと思います。若干瞬発力が足りていない面があることを踏まえれば、やはり1800〜2000mが今のところのベスト距離と見ていいでしょう。坂のあるコースよりも今回のような平坦コースの方が向いていそうにも思うし、舞台としてはかなり整っていそうです。
とはいえやはり問題は相手関係ですよね。人気上位のメンバーを見渡した時に、ほぼ全頭と順位付けが済んでしまっていて、且つほとんどでこの馬の方が劣っています。きっちりスタートを出てマイペースで運べればワンチャンスあるかもしれませんが、同型が多いのでこれについてもなんとも言えないですね。ただこれまで何度も人気を背負ってきている分、期待値としては高いようですし調教時計は自己ベスト更新で一変しているので、夏を越えての大きな成長に期待するのも一つの手かと思います。
クラヴァシュドール
スピード系の持久力タイプの馬ですね。この馬も牝馬クラシック戦線を戦ってきている馬で、デアリングタクトやレシステンシアの陰に隠れてはいますが、世代の中では上位の能力があります。パワーも兼ね備えているスピード系の持久力タイプということで、突き抜けるイメージはなくても接戦に持ち込んで競り勝つような総合力の高さがあるイメージです。
ただ、前走は2歳時からのライバルであるマルターズディオサが紫苑Sを勝ったということで期待をした、前走のローズSが5着と微妙な結果でした。休み明けで明らかに反応が鈍かったとのことですが、リアアメリアに対して着差以上に内容で完敗だったのは明らかにマイナスですね。今回で好走するなら間違いなくリアアメリアには追いついていたいところだと思うので、ひと叩きしてまずはどこまでリアアメリアに迫れるかがポイントになりそうです。
展開予想
逃げ 3マルターズディオーサ
先行 2リアアメリア 1ミヤマザクラ 17ウインマリリン
5ウインマイティー9サンクテュエール 10クラヴァシュドール
11フィオリキラリ 15ミスニューヨーク 18アブレイズ
マルターズディオサが逃げると想定します。一つ内側にリアアメリアがいる分、競かけていってそのままハナを奪えそうで、他に逃げる可能性を考えていたウインマリリンがかなり外目の枠に入ったことからもこの馬の逃げを想定していいと思います。
逃げのパターンとしては、、
詳しくは動画で解説します!
結論
本命◎ 13デアリングタクト
激押し★ 17ウインマリリン
相手△ 3マルターズディオサ
4ホウオウピースフル
15ミスニューヨーク
推奨馬券
本線 ◎-★、△ 三連単1着固定流し
抑え ◎、★-△ 三連複2頭軸流し
本命◎にはデアリングタクトを選びました。桜花賞でのタフな馬場への実績を考えれば、今回想定している展開でも凡走する可能性は低いと見ています。ここまで2冠を取ってきて、今回のメンバーとの順位付けも済んでいると言うことで信頼度は高いですし、舞台もこれまでの中で最も向いているように思うので、最後の1冠への不安はありません。枠的にも内に閉じ込められることはなさそうなので勝ち方に注目して見ていきたいです。
激推し★にはウインマリリンを選びました。フローラSの内容が今回2番手評価まで上げる決め手となっていて、パワー系の持久力勝負になるなら十分出番はあると見ています。スピード系の勝負になるなら、むしろ分が悪いと考えていたくらいなので全体の枠順や天候などの条件に恵まれたと思います。前々で運んで勝負騎乗を見せてくるようなら、唯一デアリングタクトに追いすがれる存在だと思います。
さいごに
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元々、全く当てられないというわけではありませんでしたが明らかにJRAの養分になっている感覚はありました。しかし、その状況をある意識をもって馬券を考えることで、1年後には成果として残すことができました。
これを現在でも続けることでプラス収支を続けられているので、記事にして発信しようと思い今に至っています。勿論重賞だけではなく、平場レース予想にも確実に役立てることができる内容になっていますし、間違っても堅い人気馬に厚く張りましょうという内容ではありません。
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では今回は以上になります、ありがとうございました!