先週のダービーはなんだかんだで人気サイドの決着になりましたね!距離不安がささやかれていましたがなんのそので、上位2頭は圧倒的だったと思います。
これで牡馬・牝馬共に三冠王手となり秋の最終決戦が今から待ち遠しいです!
そんなダービーでしたが、見事に的中させた上手い予想家の予想は以下のリンクから無料で見ることができます!
それぞれ別のサイトになっているので、ぜひ両方チェックしてみて下さい!両方で上位になっている方がいれば、要チェックですね!
では安田記念の話に移りましょう!
過去データ分析
枠順別成績
1枠(0-3-2-14) 複勝率26%
2枠(1-2-1-15) 複勝率21%
3枠(2-0-1-16) 複勝率15%
4枠(0-0-1-18) 複勝率5%
5枠(4-1-0-15) 複勝率25%
6枠(0-2-2-16) 複勝率20%
7枠(2-1-2-20) 複勝率20%
8枠(1-1-1-24) 複勝率11%
人気別成績
1番人気(3-1-2-4) 複勝率60%
2番人気(1-0-0-9) 複勝率10%
3番人気(0-3-2-5) 複勝率50%
4〜6番人気(1-3-2-24) 複勝率20%
7〜9番人気(5-1-0-24) 複勝率20%
10〜12番人気(0-0-3-27) 複勝率10%
13〜15番人気(0-1-1-25) 複勝率7%
16〜18番人気(0-1-0-20) 複勝率4%
レースラップ傾向
2015年 1:32.0
12.4-10.8-11.1-11.6-11.4-11.2-
1着馬 (4-3)上がり34.5
2着馬 (11-10)上がり33.7
3着馬 (7-5)上がり34.5
2016年 1:33.0
12.3-11.0-11.7-12.0-12.1-11.3-
1着馬 (1-1)上がり33.9
2着馬 (2-2)上がり34.0
3着馬 (8-9)上がり33.5
2017年 1:31.5
12.2-10.6-11.1-11.6-11.6-11.0-
1着馬 (14-14)上がり33.5
2着馬 (1-1)上がり34.4
3着馬 (13-12)上がり33.7
2018年 1:31.3
12.2-10.8-11.2-11.3-11.3-11.4-
1着馬 (10-11)上がり33.3
2着馬 (3-3)上がり34.0
3着馬 (5-5)上がり33.9
2019年 1:30.9
12.2-10.9-11.4-11.3-11.2-11.1-
1着馬 (4-5)上がり32.9
2着馬 (1-1)上がり33.9
3着馬 (11-9)上がり32.4
レースラップの解説はYouTubeで詳しく解説したいと思うのでぜひ、チャンネル登録をして待ってもらえればと思います!
あさひの競馬チャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCDdOZQus2Zn4AHBM7BU0mwQ
有力馬理想の展開を徹底分析
アーモンドアイ
今更詳しく解説する必要がないので、省略します。
インディチャンプ
好走パターン:マイルCS 1着時のレースラップ
12.5-11.2-11.6-11.9-11.6-11.5-11.0-11.7 (4-6) 17頭立て
かつてアーモンドアイを破ってG1を勝利したことのある馬ですね。好走パターンには、4走前のマイルCSを選びました。序盤から早いラップでレースが進みましたが、今となってはスタートも安定しているのできっちり先手を取り切ることができます。レースとしては残り4ハロン目からペースアップして持久力と瞬発力の求められる展開になった中で、ダノンプレミアムを破っての1着でしたね。
この馬の何がすごいかって、勿論持久力もあるんですけど、どちらかというとスピード系の瞬発力タイプなんですよね。なのでG1でよくみられるラスト4ハロン勝負になった時にいったん置かれ気味になるんですけど、それはスピード能力が高い分コーナーでわざわざ加速させるよりもそのまま待って、最後に弾けさせた方が強いからだと思います。なので、レース自体は持久力タイプが好走してくるラップになっているのに、この馬単体で自身のスピードを活かしてこの馬だけ瞬発力勝負に持ち込んでいるようなイメージです。しかもかなり前目にポジショニングしている分、この馬を差してこれる馬はなかなかいません。正直この競馬ができる馬はなかなかいないと思いますし、今回も結構強いメンバーが揃いそうなので直線勝負にはならないと考えれば、この馬の勝利パターンにはめ込めるかもしれませんね。
2走前は4着に敗れていますが、海外遠征明けでしたし中山コースも合わないタイプなので度外視していいと思います。そして仕上がりがイマイチとレース前に物議を醸していた前走はふたを開けてみれば圧勝で力の差を見せつけられましたし、安田記念に狙いを絞ってきているローテーションというところも確実でしょう。今回は得意の広いコースですし、何より昨年の勝ち馬なのでアーモンドアイにどこまで迫れるか楽しみですね。
グランアレグリア
好走パターン:桜花賞 1着のレースラップ
12.2-11.1-12.1-12.3-11.7-10.8-11.0-11.5 (4-2) 18頭立て
好走パターンには4走前の桜花賞を挙げました。前半にゆっくり進んでラスト4ハロン目からペースアップして阪神の坂まで考えれば持久力の必要な展開だったと思います。内容としては、それを前目からコーナーで順位を上げながら押し上げて、最後までバテず2着以下に2馬身以上差をつける完勝でした。正直このラップを前目から更に押し上げていくにはかなりのスピード能力と機動力がいると思いますし、ましてやそのままバテないとなると持続力も底知れない感じがあります。
NHKマイルCで敗れたように、瞬発力が活きる展開になればG1レベルになると不利なので本質的には1400m戦が良いと思いますが、マイルでも展開次第では好走してくる可能性もあるといったところでしょうか。
前走の高松宮記念は前が残る展開の中、唯一後方から次元の違う脚で差してきての2着だったので、脚質の幅が広がった感じはあります。とはいってもレースラップを見たところ、後方勢にチャンスがありそうな数字になっていたので過信しすぎるのは危険かなとも思っています。
今回で言うなら、マイルであれば前が飛ばせば飛ばすほどこの馬向きの展開になりそうなので、逃げ馬のペースに注目して取捨につなげようと思います。
ダノンキングリー
好走パターン:中山記念1着時のレースラップ
12.4-11.8-11.8-11.8-11.5-11.7-11.9-11.3-12.1 (3-3-3-3) 9頭立て
好走レースには2走前の中山記念を挙げました。レースラップ的にはほぼ一定で進んで、ラスト2ハロン目でもうひと脚必要な、持久力のほかに底力も求められるような展開でした。レースの上り3ハロンが35.3に対して前目で競馬をしていたこの馬の上りが34.2だったのでただでさえタフなレースラップを刻んでいたのに、その上をいくような走りをしていたことが分かります。
この馬のストロングポイントは、ゴールドシップほどではないですけど、超ロングスパートに近いレースラップを得意とする持久力の高さとそれを支えるスピード能力の高さです。なので正直なところ今回のようなマイルの舞台よりも2000mくらいのレースの方が、持ち味を活かせる可能性が高くなると思っていて、まあこなせるとは思いますがマイルのペースは忙しい気がしますね。実際に昨年のマイルCSは持久力の求められる展開にはなりましたが、5着に敗れていますしやはり持ち味を生かし切るのが難しいんだと思います。
4走前の毎日王冠で偶然で遅れて最後方からレベルの違う差し脚で差し切り勝ちがあったように、マイル戦なら控えてロングスパートをかける方が好走してきそうな気がしますが、鞍上が先行策を貫いているのでどうでしょうかね、、前走を見ても力があるのは明白なので、今回は自力でどこまでくらいに考えています。
ダノンプレミアム
好走パターン:天皇賞秋 2着時のレースラップ
12.8-11.4-11.5-11.6-11.7-11.6-11.3-11.1-11.3-11.9 (5-7-5) 16頭立て
好走パターンには天皇賞秋を選びました。見ての通りラスト4ハロン目から一気にペースが上がって、11秒台前半を3ハロン連続で続けるというかなりのハイラップになりました。これに前目のポジションから対応できましたし、ちょうどそれくらいのタイミングで順位を上げていることからも機動力とスピード能力の高さが伺えます。勿論最後までそれを維持できる持続力もありますが、シンプルに脚の速さが目立ちますね。
これまでかなり強敵と戦ってきているので優勝とは疎遠になりつつありますが、中距離路線では最上位クラスの馬なのは間違いないですし、今回も高速馬場を味方にして得意のスピード勝負に持ち込めば十分期待できると思っています。
ただ海外遠征帰りというところで調整がどうなのかというところと、おそらくここの次が狙いなので、相手を考えてもあまり厚く張りすぎるのは避けたいという気持ちもあります。元々はマイルがベストと言われていたこの馬ですが、総合的に見てこの馬の強みを一番活かせるのは天皇賞秋のような東京の2000m戦だと思います。なので、今回は強い競馬を見せてくるとは思いますが、更に上をいく馬が2頭ほどいるといったイメージですね。