京都新聞杯の予想は動画にしてあるので、そちらもぜひ見てみて下さい!(YouTubeにアクセスします)
目次
・展開予想
・人気馬の取捨
・穴馬の取捨
・結論
展開予想
逃げ 5ホウオウエクレール
先行 2アンセッドヴァウ 13プレシオーソ
3シルヴェリオ 6ディープボンド
8アドマイヤビルゴ
有力各馬についての分析は前回の記事で行っています。1頭ずつ追い切りからレース内容まで分析しているので、よろしければ先に見てもらえればと思います。
展開としてはホウオウエクレールが逃げそうです。陣営側のコメントで、後続に脚を使わせる展開にしたいと出ているので、おそらく平均以上のペースで逃げると思います。前走で逃げているプレシオーソは控えても大丈夫なタイプですし、隊列はすんなり決まりそうに思います。
ここで天気についてなのですが、土曜日の京都競馬場は雨予報になっていて、これがかなりレースに影響があると思っています。難しくしているポイントは、今回芝替わりの馬もしくは前走が芝替わりだった馬が数頭いることと、圧倒的1番人気のアドマイヤビルゴはかなり軽い馬で重い馬場が明らかに合わないところです。初の2200m戦の馬も多数いることを考えれば、みんな折り合い専念で結果的に前が残りそうな感じがあります。そのあたりを踏まえて、予想に移りたいと思います。
人気馬の取捨
アドマイヤビルゴ
前走時 一週前 DP 80.0-64.8-50.2-36.9-11.2 強め
最終追い 坂路 55.8-40.7-26.0-12.6 馬なり
今回 一週前 CW 83.9-67.1-51.6-37.6-11.5 一杯
最終追い 坂路 56.0-40.4-26.1-12.7 馬なり
買いです。苦手な馬場になっても、この相手なら何とか勝ち切ってもらいたいです。仕上がりは良いですし、距離延長も問題なさそうです。前走後に武豊Jからクラシックを狙えると言われた馬なだけに期待したいですね。今回は前に行きたい馬が多いので控えそうな気がしているので、溜めてどこまで伸びるかというところも見どころだと思います。
ファルコニア
前走時 一週前 CW 85.0-68.2-52.7-38.6-11.8 馬なり
最終追い 坂路 54.1-38.0-24.6-12.3 馬なり
今回 一週前 CW 83.2-67.3-52.0-37.5-11.9 馬なり
最終追い 坂路 53.9-38.4-24.4-12.2 仕掛
捨てです。前走のデムーロJのコメントで、1800mになら対応できそうといったコメントが出ていたので、2200mになる今回は少し長いと思います。また、馬体が450キロ台と軽いので、馬場が渋った時も不安です。ここ2走の感じからして、今回も控えると思いますが早め仕掛けをするスタミナはないと思いますし、外回りとはいっても馬場と展開を考えれば直線だけで差し切るのは難しそうです。追い切り内容は悪くないですし、鞍上も川田Jに戻るのは良いので好走の可能性もありますが、不安点が多いので切りたいと思います。
マンオブスピリット
前走時 一週前 CW 83.9-68.0-52.7-38.5-12.1 一杯
最終追い CW 84.8-68.1-52.2-37.9-11.8 馬なり
今回 一週前 CW 80.2-65.1-51.1-37.8-12.2 一杯
最終追い CW 86.3-69.5-53.5-39.3-11.8 一杯
買いです。前走で重馬場でも差し脚が使えることを証明できているのが大きくて、反応も鋭く本気で走ったのもラスト150mだけとのことなので、十分適性は示せたと思います。今回距離は伸びますが、折り合いもきっちりつくタイプで問題ないと思いますし、溜めて一番弾けられるのはこの馬かなと思います。問題は展開的に前残りになった場合ですね。追い切りからも後方待機策濃厚ですし、この馬の取捨で迷うとしたらそのあたりですかね。
穴馬の取捨
メイショウダジン
前走時 一週前 坂路 78.6-61.9-48.0-35.2-11.9 一杯
最終追い CW 80.7-65.2-50.8-37.9-12.8 一杯
今回 一週前 CW 85.0-68.8-53.3-39.0-12.6 一杯
最終追い CW 80.3-65.0-50.4-37.4-12.5 一杯
捨てです。前走から芝路線に移ってきて、かなりのズブさを見せながらも最後はきっちり伸びてきていました。これを受けてか、今回からCW主体の調教に変わっていて、かなり好時計で併せた馬にも楽々先着しています。今回、もし良馬場での開催なら買いたかったのですが、この馬は前走を含み、重い馬場で反応が悪くなる傾向があると思っています。おそらく今回も後方に控えると思いますし、最後は伸びては来ると思いますが、馬場に嫌われそうなので切ります。
ディープボンド
前走時 最終追い 坂路 52.7-38.0-24.6-12.5 一杯
今回 一週前 坂路 54.3-38.8-25.1-12.2 馬なり
最終追い CW 81.4-65.3-50.2-37.0-11.8 一杯
買いです。展開的にこの馬の持ち味である持久力がかなり活きそうに思います。前回の記事でも話したように、ここ数戦は自分の持ち味を生かせるレースができていません。2走前はそれでも好走できたように地力はあると思うので、使い詰めではありますが、今回こそ自分の形で好走できるのではないでしょうか。調教も動いていますし、鞍上も乗りなれた和田Jに戻ります。京都コースでの勝鞍もあるように相性もいいので、期待したいと思います。
ホウオウエクレール
前走時 最終追い 53.7-39.0-25.1-12.6 一杯
今回 一週前 54.8-40.2-25.9-12.7 馬なり
最終追い 53.3-39.1-25.3-12.7 強め
買いです。単騎で逃げられそうなメンバー構成で、馬場が渋るのも味方しそうに思います。どうしても直線で切れ負けしてしまう馬ですが、未勝利の勝ち上がりが重馬場だったように馬場が渋ればスタミナはあるので残り目があります。今回は京都コースに変わり、直線も前回に比べれば短くなりますし、マイペースでどこまでといったところではないでしょうか。アタマまでは厳しい気もしますが、馬券内はあると思って抑えていきます。
結論
本命◎ アドマイヤビルゴ
激押し★ ディープボンド
相手△ マンオブスピリット
ホウオウエクレール
推奨馬券
本線 ◎-★、△ 馬単流し
抑え ★、△ ワイドBOX
本命はアドマイヤビルゴにしました。馬場的な不安はありますが、抜けた能力を信頼していこうと思います。鞍上もここのところ調子を上げてきている藤岡康Jですし、大味な競馬になるかもしれませんが突き抜けてくると信じます。
激押しにはディープボンドを選びました。今回は展開も馬場もこの馬には向きそうで、後方勢がもたつくなら粘りこみも十分あると思います。何よりジョッキーがこの馬のことをよく知っているのが心強くて、人気はありませんが好走率は高いと思って重い印にしています。
相手1頭目にはマンオブスピリットを選んでいます。メンバーの中で最も堅いところだとは思いますが、展開的に力を出し切っても届かない可能性があると思っているので相手評価にしています。こちらもここ数年でブレイクしたジョッキーの北村友Jが鞍上になりますし、この馬自身の走りについての不安は何もないですね。展開次第だと思います。
相手2頭目はホウオウエクレールです。完全前残りに対する期待ですが、重馬場での逃げ切り勝利経験があるのは大きいと思っていて、稍重であったとしてもかなり前進ができる馬だと思います。軽い京都の馬場が合いそうな馬が多いメンバー構成に見えるので、一発あってもいいのではないでしょうか。