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重賞予想

【エリザベス女王杯2020】過去レースラップ分析/出走各馬理想の展開解説/展開予想

投稿日:2020年11月12日 更新日:

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ブログ概要

このブログでは、各馬の得意なレースラップを分析して、それに当てはまる馬を人気馬、穴馬関係なく推奨しています。

簡単に言うと、スローペースが得意なのか、ハイペースが得意なのかといったイメージです。

一般的には、この馬はスローペースの時に好走しているとか、あの馬はハイペースが苦手な傾向があると言われたりしますが、ここではレースラップを1ハロン毎に分割して、もっと詳しく好走条件を分析をしています。

①後半の4〜5ハロンで速いラップを刻むことで、長くスピードが求められる展開が得意な馬がスピード系持久力タイプ。

②後半4〜6ハロンで遅いラップを刻むことで、長くパワーが求められる展開が得意な馬がパワー系持久力タイプ。

③ラスト3ハロンで一気に早いラップに切り替わることで速い上がりタイム、つまり一瞬の加速力が求められる展開が得意な馬が瞬発力タイプ

他にもいくつかパターンはありますが、このような分析を各馬に対して行って、過去のレースラップの傾向や展開予想と組み合わせることで、今回のレースでベストなパフォーマンスを見せてくる馬を選ぶ予想の流れになっています。

レースラップ分析

過去5年のレースラップ

2015年 2:14.9(稍重)18頭立て

12.7-11.0-12.4-12.4-12.2-12.8-12.7-12.4-12.0-12.6-11.7

1着馬(9-9-6-6)

2着馬(13-13-14-12)

3着馬(11-12-12-12)

2016年 2:12.9(良)15頭立て

12.5-11.2-12.8-12.7-12.6-12.6-12.5-11.9-11.5-11.2-11.4

1着馬(9-9-9-7)

2着馬(4-3-3-3)

3着馬(7-7-6-5)

2017年 2:14.3(良)18頭立て

12.5-11.3-12.7-12.8-12.7-12.8-12.9-12.2-11.6-11.2-11.6

1着馬(5-5-4-4)

2着馬(2-2-2-2)

3着馬(12-12-10-11)

2018年 2:13.1(良)17頭立て

12.3-11.2-12.9-12.7-12.3-12.5-12.5-12.0-11.6-11.4-11.7

1着馬(8-9-10-9)

2着馬(1-1-1-1)

3着馬(5-6-5-5)

2019年 2:14.1(良)18頭立て

12.7-11.6-13.3-12.7-12.5-12.8-12.3-11.6-11.5-11.4-11.7

1着馬(7-8-8-8)

2着馬(1-1-1-1)

3着馬(2-2-2-2)

レースラップ分析

レースラップの観点からは過去5年のレースを3パターンに分けることができます。まず1つ目がパワー系の持久力が求められた展開で、2015年が該当します。開催が進んで芝の状態が良くないことに加えて道悪ということで、結構タフな条件になっていたことがこの展開を作っていたように思います。全体を通して一定に近いラップを刻んではいますが、注目する点としてはラスト2ハロンです。ここが他の年とは大きく異なるところで、ラスト2ハロン目で大きくラップが凹んでラスト1ハロンで大幅に加速しています。つまり先行していた馬たちがタフな展開に耐えられず、直線半ばで後方待機の馬に捕まったことが分かるので、こうなると前崩れの可能性が出てくるということになりそうです。

次が瞬発力を求められる展開で2017.18年がこれに該当します。道中で極端にラップが落ちることがなくて、ラスト3ハロン目に明らかなギアチェンジが起こるのが特徴です。位置取りはあまり関係なさそうですが、速い上がりタイムと一気にギアを切り替えられる能力、そして荒れ馬場の中でも加速していけるパワーが求められる瞬発力勝負ですね。上がり順位がそのまま着順に繋がっていないところは、よく見る瞬発力勝負とは異なる点かと思います。

最後がスピード系の持久力が求められる展開で、2016.19年が該当します。4角手前の下り坂を利用しているあたり、この展開が一番京都コースらしい展開になっていて長く良い脚を使える馬の好走が目立ちます。前半のペースが明らかに遅くなっている点がこの展開になる時の特徴で、レース後半は長いスパンで加速ラップに近くなります。昨年の勝ち馬ラッキーライラックは上がり32.8秒という驚異的な末脚を繰り出したので例外とするなら、長距離戦で加速ラップの展開ということでセオリー的には先行馬が有利になります。

ということでここまで3パターンを解説しましたが、今年は阪神開催というとで芝の状態や直線半ばの急坂など、いくつか条件が変わる点には注意が必要です。ただ条件が変わっても2200mという特殊な距離のレースに変わりはないので、求められる能力が大きく違ってくることはないと見ています。

有力馬理想の展開

ラッキーライラック

好走パターン:大阪杯

12.9-11.7-12.3-11.9-11.6-12.1-11.7-11.3-11.2-11.7(3-3-3-5)12頭立て

スピード系の持久力タイプの馬ですね。近走は人気を裏切る形の結果になっていますが、昨年の勝ち馬なのがラッキーライラックです。得意パターンとしては大阪杯の時のような後半にかけて長く良い脚を求められる展開がそれとなっていて、G1を勝ち切るあたり総合的な能力もかなり高いです。特にパワー面で目立つものがあって、道悪というよりも開催が進んで荒れてきた馬場なんかに対する適性の高さは、他の馬との差別化になるポイントになります。ただ今年は京都コースではなく、阪神コースでの開催ということで開催時期的に芝の状態は良好なのでこの強みは昨年ほど活きなさそうではありますが、阪神内回り2200mとこの馬向きのコース形態なのは間違い無いので、十分期待はできると思います。

不安点としては、瞬発力を求められる展開になった場合の対応力を挙げます。過去の傾向から極端なギアチェンジを求められる可能性があるので、ここに対する対応ができるか、また今回からルメールJに乗り替わりということで脚が測れていないのもマイナス部分になります。

ノームコア

好走パターン:札幌記念

12.7-11.1-12.0-12.3-12.2-12.2-11.7-11.7-11.6-11.9(6-6-7-5)12頭立て

スピード系の持久力タイプの馬ですね。札幌記念の時のようにラスト4ハロン目あたりから11秒台の速いラップに切り替わってそのままゴールまで続く展開、もしくは道中から11秒台のラップを連発する高速馬場での高速決着が得意パターンになります。元々はスピード頼りの競馬をする印象が強かったこの馬ですが、洋芝コースの札幌でラッキーライラックを負かしているところからしてもパワー面での成長が感じられます。やはりG1ホースなだけあって、能力は高いものがありそうです。

今年は芝が綺麗な状態の阪神コースでの開催となりますが、これはスピードが持ち味のこの馬にとっては大きくプラスになると見ているのでチャンスだと思います。

不安点としては距離が若干長い印象があるというところを挙げます。基本的にはマイル〜2000mの中で良績を残している馬なだけに、1ハロンとはいえ延長するのがどこまで影響するかですね。内回りコースというところで誤魔化しが効くようにも見えますがどうでしょう。

ラヴズオンリーユー

好走パターン:エリザベス女王杯

12.7-11.6-13.3-12.7-12.5-12.8-12.3-11.6-11.5-11.4-11.7(2-2-2-2)18頭立て

スピード系の持久力タイプの馬ですね。どう見ても急仕上げだった昨年でもこのレースで3着まで来ていましたし、レース適性は間違いなく高いと思います。それからも調整が上手くいっていなかったり、不得意な道悪でのレースになったりと力を出しきれずにズルズルここまで来ていますが、距離的にもコース的にも好条件が揃ったここで変わる可能性は大きいです。加えて買い要素とするならデムーロJが継続してこの馬に乗るというのは押さえておきたいところです。メンバーを見ればこの馬よりも人気を集めそうなラッキーライラックがいる中で選ばれた形になるので、素直にこれはプラスに捉えています。

レースの流れとしてはこの馬も長く良い脚を使う展開が理想となっているので、あまり溜めすぎて直線での脚比べになるのは避けたいところです。正直コース形態的には坂があるよりも平坦の方が良さそうですが、これは芝の状態が良いという点を踏まえてイーブンと判断しています。

不安点としては、ここ最近の流れから考えるとやはり仕上がりと天候ですね。力を出し切れれば突き抜ける可能性も秘めている反面、条件が整わないと凡走まである不安定さは印を回す際に注意すべき点かと思います。

センテリュオ

好走パターン:オールカマー

13.0-12.0-13.2-12.8-13.3-12.5-11.6-11.9-11.5-11.5-12.2(7-7-7-7)9頭立て

バランス型の持久力タイプの馬ですね。一瞬の差し脚を持っているので、オールカマーの時はラスト1ハロンが12.2と前が止まり気味だったのが大きかったですね。この馬自身は軽い走りをする分スピード決着にも対応できますが、多少タフな展開になればなお良さが活きてきます。前に行くとラストで甘くなる面があるので今回も控えてくると思いますが、内回りということもあって自分のタイミングで仕掛けていけば力を出しやすいと思います。

ちなみに阪神コース替わりに関しては、この馬にとってはなんとも言えないところだと考えています。確かに綺麗な馬場で走れるのはプラスになる反面、京都コースの下り坂は大いに利用したかったところだと思うので、良い点も悪い点もあるような印象です。

不安点としては折り合い面を挙げておきます。昨年このレースで4着にきているとは言え、道中は引っかかるところもありました。その後もペースが遅くなると行きたがる場面が見られているので、今回も頭数が増える中控える競馬でどこまで我慢できるかはポイントになりそうです。

穴馬理想の展開

サラキア

パワー系の持久力タイプの馬ですね。小倉日経OP、府中牝馬Sを連勝してここを使ってきますが、どちらもレース全体を通して一定ラップを刻むタフな展開での勝利でした。これまで色々な競馬を試してきましたが、ようやくタフな展開を差す競馬という自分の形が見つかったのではないでしょうか。過去には折り合い面の不安も抱えていましたが、北村友Jに変わってから問題なく折り合えていますし、距離が延びても問題なくこなしてきそうに思います。

前走は重馬場での勝利となりましたが本来は良馬場、更にいうなら綺麗な馬場の方が力を出してこれるタイプなだけに阪神開催はプラスと捉えたいところで、勢いのある今なら強いメンバーの中でも戦えそうです。

不安点としては展開面を挙げます。過去のレース傾向から、良馬場開催に限定するとタフな展開になった年はありません。どちらかと言うとスピードを求められる展開になりやすいので、そうなった時にどこまでやれるかが最大のポイントとなります。

リアアメリア

スピード系の持久力タイプの馬ですね。以前は追い込み一辺倒の馬でしたが、ローズSで先行する競馬を試してこれがバッチリとハマった印象です。元々から走り自体は力強さがあったので、川田Jが折り合えることを信じて乗ったのが覚醒の第一歩でした。

前走の秋華賞は不得意な道悪で早々と手応えが無くなり凡走しましたが、良馬場で走れるならガラリ一変まであると思います。ストライドの大きな走りをするタイプなだけに、2200mへの距離延長はプラスに働きそうで、荒れた馬場よりも綺麗な馬場で走れた方が間違いなく良いです。過去のレース傾向からしてもスピード系の持久力勝負になりやすいので、展開面でも恵まれそうに思います。

不安点としては折り合い面を挙げます。最近は以前ほど暴れたりはしていませんが、パドックでの発汗が目立ったり部分的に見れば引っかかる面も残っています。本質的に距離延長はプラスだと思いますが、折り合い難が影響するならマイナスなのでここが課題となりそうです。

ソフトフルート

瞬発力タイプの馬ですね。前走の秋華賞はゲートのタイミングが合わずに最後方からの競馬になりましたが、普段は中団〜中団前目でレースを進めることができます。そのポジションからきっちり脚が溜まるので、ラスト3ハロンで一気にギアが切り替わるような展開でも対応して勝ち切ることができます。4角で大外をぶん回して3着まできた前走の内容からすればいっそ中団後方辺りまで下げて末脚勝負に持ち込んだ方が今のところは力を出し切れるようにも見えました。タフな展開になると脆い面がありますが、スピード勝負になりやすいこのレースへの適性は十分高いと見ています。

不安点としては力関係を挙げます。確かに前走でG1の秋華賞を3着したのは大きな実績ですが、展開的に前が総崩れで追い込み勢の台頭が目立ったレースだったのでかなり恵まれた流れだったように思います。今回はさらに相手が強くなる中で、前走ほどの恩恵がない中でどこまでやれるかと言うところだと思います。

展開予想

逃げ 7ロサグラウカ

先行 5リアアメリア 11ラヴズオンリーユー 12ウインマリリン

   3リュヌルージュ 13サラキア 15ウラヌスチャーム

   9ウインマイティー 16ミスニューヨーク 18ラッキーライラック

ロサグラウカが逃げると想定します。今回からブリンカー装着で改めて先手を主張してきそうなこの馬がペースを握ると考えいます。この馬は2500mや3400mの経験があることからスタミナが豊富なことが分かるし、この馬自身の好走パターンが持久力勝負なので、瞬発力勝負というよりか持久力勝負になる可能性が大きいです。金曜日の段階では天候も晴れ予報になっているので、過去の傾向を合わせればスピード系の持久力勝負になる可能性が高いかもしれません。

メンバー的には先行馬が揃った印象で、そのうちの一頭でもある一番人気濃厚のラッキーライラックが大外枠に入ったことが全体のペースを早めるように作用しそうに思います。それに加えて中団以降の馬の中に複数頭、道中から仕掛けていきそうな馬がいるところが単純なスピード勝負にさせない要因になるとも考えています。

まとめると、前半からそれなりに速いペースで流れて、ラスト5ハロン目あたりの早い段階からペースアップが考えられるので、直線最後の急坂まで意識するならパワーのあるスピード系の持久力タイプが狙い目かと思います。またこの想定だと先行勢にとってはタフな展開にもなるので、追い込み勢にもチャンスがあるかもしれません。

結論

本命◎  18ラッキーライラック

激押し★ 16ミスニューヨーク

相手△  8センテリュオ

     9ウインマイティー

     14サトノガーネット

推奨馬券

本線 ◎-★   ワイド1点

抑え ◎-★、△ 3連単1着固定流し

本命◎にはラッキーライラックを選びました。大外枠に入ったのは懸念点ではありますが、展開的にこの馬の力を存分に出せると判断しての本命◎です。全体の流れとしては勝利した昨年と似たものになると思っていて、それに加えてこの馬のパワーを活かすことができる急坂が他馬との差別化のポイントと考えました。位置取り的には同型が多い分、スタート次第で想定よりも1.2列下がるかもしれませんが、瞬発力もある点を踏まえれば問題ないと見ています。

激押し★にはミスニューヨークを選びました。条件戦時代から注目して追いかけてきた馬でもありますが、持久力の高さなら世代の中でも上位にランクインすると思っています。機動力もあるので枠が影響して位置取りが後方になったとしてもカバーできるし、この距離もあっていそうです。久々に良馬場で走れそうなのもプラスに働きそうで、ノーマークならかなり怖い一頭だと思います。

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